10 Mame Kurogouchi
腕を通すたびに、背筋がピンと張るような、
女性らしさを纏わせてくれるブランドのひとつ、
Mame Kurogouchi。
黒河内真衣子さんが手がけるこのブランドが、
2021年の春に生まれ変わった長野県立美術館のスタッフさんのユニフォームを制作。
それを記念して、ブランド10年で初の単独展覧会が
8/15まで開催中ということで、拝見してきました。
長野県出身という彼女が作る洋服はどれも縫製がとても美しく、
女性らしいカービィなデザインがとても綺麗です。
首元のカッティングや腰のラインなど、他にはないフォルム。
そして、刺繍や織り方、縫い方などには日本の伝統的な方法を用いたりと、
洋服の至る所にこだわりを感じるのに、
ひとつの洋服として見ると、とてもシンプルにまとまっている。
その飾りすぎていないのに女性らしさがあふれるお洋服たちは、
本当にじっと見ていられる芸術品。
そして、今回の展覧会では、この10年のクリエイションの背景的なダイアリーが
大々的に公開されているのが、ものすごく印象的でした。(写真NG)
日々の日記だったり、インスピレーション源や、デザインラフ...
黒河内さんの頭の中を描き出したものを見ることができるなんて。
日々、何かを思うこと、考えること、小さな事に気づくこと、
そのどれもがクリエイションに繋がっているんだなと。
こちらはメモ書きでしたが、字もやっぱりキレイ。
ブランドが始まった頃は"mame"という名前でしたが、
パリコレに出た頃から"Mame Kurogouchi"へ。
日本でも2020年からこのブランドネームに統一されました。
名前からしてかっこいいですよね。憧れちゃいます。
あー、素敵だった。
そして、美術館スタッフさんのユニフォームドレスも、皆さんが似合うネイビーワンピース。
綺麗でした。
住所: 長野県長野市箱清水1-4-4
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