COMMON HEPATICAのモノづくり。
今日は、ON THE MOONがお届けする
ミニマルブランド、COMMON HEPATICAの背景のお話。
20歳をすぎてすぐ、スタイリストのアシスタントをやっていた頃、
これがおそらく人生で1番、荷物を持っていた時期です。
洋服、バッグ、靴、アクセサリー、撮影小物...
それでも忘れ物をして怒られることもありました。
ただ、ロケバスやタクシーなど助けてもらえる車があったので、やってこれました。
ただその経験があったからか、別の仕事に変わっても、
いつも大量の荷物を持ち歩くことが普通になっていました。
もしかしたら今日使うかもしれない、これを持っていたら便利かもしれない、
そんなアイテムが増えていくことで、バッグはいつも超重量。
ただそんな生活でも、20代前半なんてそれくらいしかできることがないと思っていたし、
充実していたし、楽しかったし、若かった。
でもそんな生活からは離れていたある時、
ストレスがいちばんの原因でしたが、肩を壊して、まったく左肩があがらなくなりました。
こんな事は初めてで、そこで一気に、何か変えなきゃいけない、と思いました。
そこから、頑張らないミニマルを心がけるようになり、
ぜひ多くの人にもっとミニマルなバッグで、ミニマルな気持ちで
出かけてもらいたい、という思いが芽生えました。
ミニマルというと、断捨離や"ときめくかときめかないか"みたいな選択が多く取り上げられます。
結果同じ事かもしれないけど、私の考え方は、
"必要なものだけピックアップしよう"ということ。
それが本当に今必要なのか、ということ。
(それは荷物だけに限らないことで、深くつきつめると脱線してしまうので、
また今度に、しておきたいと思います)
職種や業種にもよりますが、
プレゼンがある時は様々な資料が必要なので、今でもバッグが重たくなります。
でも友だちとランチに出かけたり、デートに行くのなら、
そんなに大きなバッグじゃなくてもいい。
ファッションによってバッグをセレクトしてほしいなと思います。
また洋服は毎日違うのに、バッグはいつも同じって方も多いのかなと思います。
バッグを変えるだけで、毎回中身について整理することができます。
バッグを変えるだけで、肩にかかる負担も軽減できます。
だからCOMMON HEPATICAでは、まずバッグ自体が軽い、が大前提。
そして大きくはない(重たくならない)プライベートサイズのバッグ、
様々なファッションに合いやすいバッグというものを提案をしています。
2020年〜2021年はコロナ禍ということで、
荷物を軽くしやすいタイミングだと思います。
人間関係や環境など様々なストレスを抱える日々の中、
まずは荷物だけでも軽くすると、歩き方も変わる気がします。
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