隈研吾展を見に。
国立近代美術館で開催中の隈研吾展。
隈研吾さんといえば、
毎日ニュースで出てくる東京オリンピックの国立競技場の建築デザイナーさん。
世界中のさまざまな都市で、その都市にリンクする建物を作られている方です。
建築に詳しくない方でも名前を聞いた事がある方は多いのではないでしょうか。
6/18から始まったこの展覧会。
第一会場では、隈研吾さんの作られた今までの作品を、
「孔」「粒子」「ななめ」「やわらかい」「時間」という切り口で紹介しています。
さまざまな土地によって変わる切り口を、模型や写真を見ることで体験できます。
※隈研吾展にて撮影
なかなか海外へ行くことが難しいですが、スコットランドに初めてできたという
デザイン美術館"V&Aダンディー"は、死ぬまでに行ってみたいなーと思うほど。
隈さんが「孔」と言われている空間は、ダンディーのストリートと川をつなぐ形になっているそうです。
そんな町と調和する美術館を間近で感じてみたいです。
シンプルに見えて異様なほど細かく丁寧な模型の中には、
人の姿に混じって、必ず猫ちゃんの姿が。
寝ていたり、歩いていたり、座っていたり、と、とてもリアルな表情でそこにいます。
そんなノラ猫の視点がコロナ禍以降の社会に大事だ、
と問いかけるのが第2会場。
こちらでは、ハコの中だけに居座らない公共エリアと私的空間を行き来しながら生活する猫を追いかけ、私たちの新たな生活の糸口を見つけるという新たな隈さんの構想をかいま見ることができます。
隈さんは、2024年のパリ・オリンピックに向けても、
メインスタジアム付近の新しい駅舎のデザインを担当されているそうです。こちらができあがる頃には、海外旅行ができるようになっているといいな、、!
隈研吾展
東京国立近代美術館
住所:千代田区北の丸公園 3-1
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