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懐かしい風景
深夜のこぼれ話。
先日ご紹介した"10 Mame Kurogouchi"の展覧会が行われている
長野県立美術館に向かう途中のこと。
思わず懐かしい風景にたくさん出会いました。
初めて行ったところなのに、不思議な感覚。
長野電鉄の電車は、きっともしかしたら、
2000年代に東京を走っていた電車なのかなって。
今は東京では一切見なくなった電車内の扇風機。
かなりの年季。
学校からの帰り道、よくこの扇風機の下で風が来るのを待っていたもので、
場所の取り合いしたりして。
そして、なによりpasmoやsuicaが使えない切符必須の電鉄。
切符なんて何年ぶりに買ったことでしょう。
小児90円って、なんだかとても懐かしい。
改札機もなくて、駅員さんによる手作業のスタンプ。
少し感動してしまい、持って帰ろうかと思うほど。
右の数字で両思い占いとかあったよな、とか。
電車を降りてからも、懐かしい風景が続きました。
最近まったく見かけなくなった黄色い旗。
地方の町らしい商店からは、懐かしい匂いがして...。
なんだか本当にタイムスリップしたような感覚に。
新しくて美しいものがやっぱり好きだけど、
今まで見てきた、通り過ぎてきたものを改めて思い返すことも大事だなと思えた1日。
久しぶりに頭の流れが良くなった感じです。
また行ってみたいなと思える場所。
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