生まれ変わった長野県立美術館へ。
先日は、Mame Kurogouchi展をご紹介しましたが、
2021年にリニューアルしました、長野県立美術館。
とても素敵な建築物だったので、今回はこちらをメインにご紹介したいと思います。
元々は、長野県信濃美術館でしたが、今回のリニューアルを経て、
"自然と一体化した"美術館へと進化したそうです。
建築家の宮崎さんも、
HPではこのように答えていました。
"善光寺から城山公園に至る恵まれたロケーションの中で、建物が突出することなく風景の一部となるよう、ランドスケープと建築を一体的に計画する「ランドスケープ・ミュージアム」として実現することを考えていました"(長野県立美術館HPより抜粋)
その通り、3階の屋上から見える景色は、本当に素敵です。
美術館の周りには子どもが遊ぶ噴水のある広場が広がり、
そして山へ、空へと繋がっている景色は、夏らしさ満点。
左側に目を向けると、長野のシンボル的な善光寺エリアを見ることもできます。
この日は暑すぎて無理でしたが、屋上の広場は休憩したり、景色を楽しんだりできるエリアが広く、
のんびりと休日を過ごすのにぴったりな空間でした。
本館の隣には、日本の画家、東山魁夷の館、東山魁夷館があります。
長野県が東山氏の作品の寄贈を受けたことで、ここ長野県立美術館に収蔵されることになったそうで、
その作品の数は970を超えるそうです。
2ヶ月に一度変わるテーマごとに素敵な作品を見ることができます。
また東山魁夷館からの水辺テラスや本館の景色もまた最高です。
いつもの毎日見る景色とはまったく違う
非日常的な空間を心ゆくまで楽しんでもらいたい、そんな美術館です。
自由に旅行ができる時期に、ぜひ訪れてみてください。
長野県立美術館
住所:長野県長野市箱清水1-4-4
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