The Hill We Climb 私たちののぼる丘
2021年1月20日に行われたアメリカの大統領就任式。
レディー・ガガやジェニファー・ロペスを見たくて、見ていたこの式で、
1人の詩人のスピーチを聞くことになった。
昨年から英語の勉強をしているのだが、なかなかアメリカ人のネイティブスピーチを聞いて理解するのは難しい。
その中で、私でも何回か聞けばわかる言葉で話してくれたのが冒頭の詩人、
アマンダ・ゴーマンさん。
赤いカチューシャと黄色いジャケットが可愛い22歳の女性でした。
英語の勉強の為に聞いていた彼女のスピーチは、あっという間にネットニュースで日本語訳されて、素晴らしいと話題になりました。
しかし、それを見てしまっては勉強にならないので、
時間がかかりましたが、ようやく意味を理解。
やはり、素晴らしかった。
そのタイトルが“The Hill We Climb”(=私たちがのぼる丘)。
何度も彼女のスピーチを聞く中で、
印象的だったのは言葉もそうだが、表情やジェスチャーだった。
ただ詩を読むのではなく、みんなに話しかけている、
未来を見ている目だなと感じた。
“We've learned that quiet isn't always peace
And the norms and notions of what just is
Isn't always just-ice
And yet the dawn is ours before we knew it
Somehow we do it
Somehow we've weathered and witnessed
a nation that isn’t broken but simply unfinished”
(『The Hill We Climb』 Amanda Gorman より引用)
いちばん気になったフレーズですが、ぜひ全文を聴いて欲しいと思った。
気になった方は、ぜひYoutubeにてご覧ください。
(【公式】日テレNEWSのチャンネルです)
ただ、日本語訳は少し解釈が異なるかも。
私は、このスピーチを聴いて初めて彼女のことを知った。
彼女の人生のほんの一部分に触れただけで、
このスピーチが生まれるまでの過程を何ひとつ知らないから、
正しいのかはわからない。
だけど、世の中には、すごい人がたくさんいる。
グレータ・エルンマン・トゥーンベリさんのスピーチでも思ったけど、
年齢とか若いとかって本当に関係ないんだなと思った。
背中を押してもらった。
留言