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『八日目の蝉』
小説『八日目の蝉』著:角田光代 版元:中央公論新社
映画『八日目の蝉』
今年もセミの声を聞くようになりました。
梅雨明けもあと少し。
そんな時期にいつも思い出す小説と映画が『八日目の蝉』です。
小節と映画、テレビドラマは見たことがありませんが、
ベストセラーであり、大ヒット映画でもあり。
映画は舞台挨拶に行っていたこともあり、中島美嘉さんの復帰作"Dear"を聴いて、
素敵だなーとうっとりした記憶が鮮明に残っています。
実際は蝉の話ではなく、幼児を誘拐し一期間育てた女性の話なのです。
それを、
7日間で死ぬと言われる蝉の世界で、
8日目を生きた蝉に例えるのが秀逸です。
きっと見る人によっていろいろな感想がある作品。
母親の人、父親の人、子どもの人、今に満足している人、していない人、
立場って不思議なものですよね。
そんな夏の始まり。
今年も緊急事態宣言ですので、ぜひおうち時間にご覧ください。
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