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『奇跡の人』

『奇跡の人』 著:原田マハ 版元:双葉文庫


度々登場する原田マハさんの作品ですが、全てがお気に入りではないです。


"奇跡"なのかわからないけど、「奇跡の人」と呼ばれる"ヘレンケラー"を日本版にリメイクした作品。


通常、生きていく中で身につくものの概念そのものが、彼女の中で存在しない。


そんな彼女とどう接すればいいのか…

どう育てればいいのか…

どう愛せばいいのか…


"ヘレンケラー"というベースがあって読んでしまうため、

すべて綺麗事のように思えてイマイチ感情移入できなかったな、、


旅行も珍しい時代にアメリカから帰国した風変わりな先生が、

盲ろう者である獣のような彼女の教育など無理だと言われながらも素敵な女性へと育て上げていく…


→予想通りの流れだし、無理だと言われた悔しさや認められたいという気持ちも強かったんじゃないかな。

結果的にお互いWINWINな関係性という結論に至ってしまった。

ひねくれかな…


"奇跡"とは、いったい何なのだろうか…




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