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『インシテミル』

『インシテミル』著:米澤 穂信 版元:文藝春秋


2010年に『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』というタイトルで

映画化されたこの作品。

藤原竜也さん主演のミステリーということもあり、認知度は高め、、え、10年前!?

藤原竜也さん変わらないなー!びっくり。


わたしがこの作品に出会ったのは映画化前。

今でも最も印象的な一文がある。

映画化では使われなかったので、ネタバレにはならないかな。


——— 怖い…何がですか?

見ず知らずの人が殺されていくことがですか? ———


この言葉に「なるほど!」って思ったんです。

10年以上前に読んだ当時、初めて見ず知らずの人への興味・関心について考えた、

そして10年経った今でも印象的に残ってる。


多分、読んだことがない方は「?」ってなるかと思うけど、

この作品については、もうこの一言に尽きるなって思って。


なのに、映画でこの言葉は使われなかったから、

わたしだけなのかな、と思ったり。


“見ず知らずの人”にも興味を持ってもらえる記事、書いていきたいと思ってます。


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